ロイちゃんの鳴き声について書いてみたいと思います。。
以前から書こうと思っていたのですが、鳴き声をカタカナで表しても、「うーん、なんか今一つだなあ~。」と感じてやめてしまっていました。うまく、面白さが伝わらないかもしれませんが、やっぱり書いてみます。なんたって、デグーは『アンデスの鳴きネズミ』なんですから・・・。
デグーの鳴き声は15~20種類くらいあるそうです。
ロイちゃんはおしゃべりなのかは分かりませんが、言いたいことがある時はちゃんと鳴いてアピールします。パパによると、ロイちゃんをお家にお迎えしたころは、もっとずっとたくさん鳴いていたそうです。
いま、こうしてPCに向かっている後ろにロイちゃんがいるのですが、
『キューッ!』とひときわ高い声で先ほど鳴きました。たぶん、「ちょっと、そこにいるなら遊んでよ~、つまんないんだけど!」みたいな感じだと思います。
冷房の部屋で日中ひとりでお留守番していて夕方にやっと家族が帰ってきたのに、慌ただしくしていて「ただいまロイちゃん。」の挨拶もしてあげない時とかにも、同じように鳴きますよ。ごめんね。たぶん、寂しくて鳴くようです。
ハンモックで気持ちよさそうに寝ているロイちゃんを、いたずら心でハンモックの下からそーっと持ち上げたりして、ちょっかいを出すと、
『プキューッ』とか『プププ』とか、小さな声を出します。ホントに眠いと目も開けずにそのまま寝続けます。「眠いんだから、ほっといてちょうだい!」って感じでしょうか。
間違いなく寝言だと思われる状況で『ピピ』、『キュー』と鳴くこともあります。夢でも見ているのかもしれません。
ロイちゃは宅配便のトラック等が家の前に停まると『キーッ!』とか『キキーッ!!!!』と警戒して鳴きます。なんだかとっても怖いみたいです。リビングで遊んでいる時だと、一目散に部屋の隅の方に駆け込んで隠れてしまいます。
時々、おやつをもらおうとパパの足元にまとわりついていて、間違ってパパの足と接触する事故(⁈)に合うと『チーッ!』とか『キーッ!』みたいに抗議の声をあげます。面白いのは、痛かったその瞬間の後にも「痛かったんだけど、もう~。」と言わんばかりに鳴くこともあります。
ご機嫌で嬉しくて甘えたいと、
『ピピピピ~』、『チュピチュピチュピ~』、『プププププ~』、『ピルピルピル~』のような声で小鳥みたいに鳴いてくれます。
朝一番のおはようの時、家族が帰ってきてケージを開けた時、遊んで欲しそうなロイちゃんの身体をなでなでしてあげている時・・・。本当に幸せそうな顔をしてます。
『ピピピピピピ~』と鳴きながら、滑車を楽しそうに回していることもよくあります。
家族の食事の用意が整う頃は、その様子で「僕のごはんもそろそろだね!」とわかるようで、さっきまでハンモックで寝ていたのにピピピピ鳴きながらずーっと走ってます。
そして、いよいよロイちゃんのごはん。
お気に入りのペレットを入れた器をケージの中に入れようとすると、
『ギューッ』、『ヂーッ』、『グーッ』と器に顔を突っ込みながら大変な興奮具合で鳴きます。ついでにしっぽがプルプル震えていたりもします。
お食事中のロイちゃん横を通るだけで、『グーッ』とか『ウーッ』と食べながら鳴きます。ぜったい、誰かがロイちゃんのごはんを横取りする訳はないのですが、「僕のごはんなんだからね、あげないよ!」と言っているみたいです。
お散歩中にあまり食べてほしくないもの(⁉)を拾い食いを始めてしまったり、いたずらをし始めてしまったりした時に、「ロイちゃん、それはダメだよ!」と言っても、
『ギューッ』、『グーッ』と鳴きながら止めてくれないことも。
ロイちゃんとしては所有権を主張しているみたいで、「ぜーったいあげないからね、僕が見つけたんだから!」と言っているみたいです。
デグーの本やサイトには鳴き声についての分類の表や説明がたくさんあるのですが、
「うちのロイちゃんに当てはめるとどれになるのかな?」というものもあったり、鳴き声にも個性があるようです。
多頭飼しているとデグー同士でコミュニケーションをとるそうなので、また違った鳴き方もあるのだと思います。
いろんな声で鳴きながら、ジーっと見つめられると、
「ハイハイ、おやつが欲しいのね。」とか「ほっといてごめんね、ちょっと待ってね!」とか、思わず会話が弾む毎日です。