ロイちゃん、動物病院へ行く~番外編~

おかげさまでロイちゃんは以前のようにすっかり元気になりました。

お薬も終わり、ごはんの前のお薬タイムもなくなりました。

オートミールが食べられないのは、ちょっと残念そうですが、毎食のペレットも完食して水も十分飲んでいます。

 

オートミールありならお薬も大丈夫!

動物病院で2度診察して頂きました。

最初の尿の検査では潜血と蛋白があったことから、腎臓や膀胱などの疾患が疑われました。しっかり水分をとりながら薬を与えて2週間経過観察。

2度目の尿の検査では蛋白はそれほどではなく、潜血と細菌感染の所見がありました。

結石の可能性もあるのでレントゲンをとったところ、はっきりとした石は映りませんでした。でも、膀胱で石のかけらがざらざらと粘膜を傷をつけているのかもしれないという見立てとなりました。

人間の膀胱炎であれば水分を十分とりながら抗生物質を飲むというところなのですが、デグーは草食動物なので抗生物質を使うと腸内細菌が死んでしまうのでたちまち下痢になるそうです。

ということで、引き続きトラネキサム酸(止血作用、抗炎症作用)の服用となりました。その治療方針のおけげで、すっかり元気になりました。

 

元気になったよ~!!!!

 

デグーのようなエキゾチックアニマルは犬や猫のようにたくさんの研究がされているわけではないのと、なにしろ小さいので治療も難しいようです。仮にレントゲンに結石が映ったとしても、どのように治療したのだろうと思います。

レントゲンの映像を指しながら先生は、『この足の関節のあたりのもやもやは関節炎の証拠だよ。』と教えて下さいました。人間でいったら、"なんか膝がいたいんだけど~"という状態だそうです。あまり高いところから飛び降りさせたりしないように注意したほうが良いとのことでした。

 

最初の日の朝に、ぐったりしてるロイちゃんは皮下点滴(注射)をして頂いたら、午後には幾分動けるようになりました。どうなることかと心配したはじめの数日が嘘のように次第に元気を取り戻しましたので、診てくださった先生に心から感謝しています。

 

もう、みんなと一緒だよ!元気いっぱい~。



ロイちゃんは小さいのですが、とても賢く感情表現が豊かで、家族と気持ちが通い合っている感じがします。ロイちゃんの小屋の前を通ると、つい戸を開けて『ロイちゃん!』と声をかけずにはいられません。

なでてあげるとうっとりした様子で片足を上げたり、腕を差し出すと喜んで肩まで駆け上がってきたりします。

ロイちゃんが元気になって、ほんとによかったです。

ペットって家族の一員だとはよく言ったものですね。

ロイちゃん、これからもよろしくね。